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第28章 ラブチェス

晶さんの顔を覗き込み、軽く吸い付くようなキスをして晶さんの柔らかな下唇をキュッと甘噛みした。

頬を染めて黙って俺にされるがまま、晶さんはとけた視線を返してくる。

晶さんの目の前に猛る下半身を突き出すように魅せると俺はそれに手を添えた。

「一回、ヌくから待ってて」

“待ってて”イコール、俺のオナニーを見てろってことだ──

ニヤリとした俺に晶さんは一瞬だけ驚いた顔を見せる。

そんな晶さんの目の前で俺は硬く反る猛りに添えた手をゆっくりと上下に擦り始めた。

小さく生唾を飲む晶さんの喉の音が聞こえる。

俺はそれを耳にすると晶さんを厭らしく見つめてやった。

「へえ、やっぱ晶さんこういうの好きなんだ？ もう立派な痴女じゃん…」

「……っ…」

顔を赤くして見上げ、少し睨みながらも直ぐに俺の猛りに視線が下りる。

猛りの先から糸を引いて滴るそれを指の腹に取ると俺は自分自身を弄び、焦らすように全体をシゴいた。

オナニーは確かに気持ちいい──

自分の感じる場所を熟知してるからこその指の動きは滑らかに這い回り、俺の弱いヶ所を晶さんにモロに教えている。

「…っ…はあっ──」

熱い吐息を漏らし顔を上気させた俺を見る晶さんのただれたそこからも、透明の粘液が溢れていた。