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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第33章 ラブライフ

熱い吐息の合間に掠れた声が時折漏れる。

ゆっくりと背中に回った手がまさぐりながら回遊していた。

「晶さん…」

「なに…」

夏希ちゃんはあたしの首筋に潜り囁く。

「離れたらだめだよ…」

「………」

「こういう時は離れないよって言わなきゃ…」

「離れないよ」

「………なんで俺の言ったあとに言うかな?」

「だって今、言わなきゃって…」


「無理矢理は意味ないからっ…もうっほんと思うようになんないんだからっ!」

夏希ちゃんはそういって悔しそうにまた首筋に顔を埋めた。

あたしは仕方なしにそんな夏希ちゃんを抱き締める。

二人でギュッと力を込め合いながら笑っていると夏希ちゃんは急にあたしのオデコに自分の額をコツンと預けていた。

「晶さん…」

「うん」

「好き……」

「………」

「晶さんは?」

「好き…」

「ほんとに?」

「好き」

「誰よりも?」

「好き」

不安を消すための確認作業。夏希ちゃんは催促を何度も繰り返す。
聞かれて答え続けたあたしを夏希ちゃんはふっと笑うと思いきり胸に抱き締めていた。

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