この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あなたがすきでたまらない
第10章 季節外れの学園祭
「そっか・・・学園祭、楽しくなるといいな」

俺のヤキモチはおいておく事にした

「はい!!頑張ってみようかと思ってます。啓介さんは何をしたんですか?」

「俺?俺は・・・何だっけかなぁ?」

高校時代を思い出してみる

「し、信さんが・・・大変だったって言ってました」

「何の事だろうな?大変だったのはアイツだったと思うけど・・・」

回想をしながら、信の衝撃的な劇を思い出して笑ってしまった

「なにかおかしいですか?」

「ああ、信の奴がさ・・・学園祭で劇をしたんだけど・・・それが可笑しくて」

「劇?ですか?」

「うん。張り切って主役をするって言うんだよ。信が一年で俺が二年。ユキは三年だったかな?ユキに観てもらいたいからって・・・」

「それで?」

「ロミオとジュリエットだったと思うよ。けど・・・いざ幕が上がって信が出てきたんだけど・・・これが、まぁ・・・とんでもなく緊張してたみたいで・・・」
「セリフは飛ぶは、大根演技だわで・・・しまいにはユキって名前を間違えて・・・」

「それは・・・大変でしたね」

「だろ?会場は大爆笑でユキも大笑い。本人はかっこ悪いしで・・・」

「観たかったです」

「アイツは半泣きで・・・だから大変だったのは信だよ」

懐かしいな
俺の青春の一ページ

/816ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ