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あなたがすきでたまらない
第13章 みんな集まれ!!たこ焼きパーティー

時田ちゃんside
「・・・じゃあ、はい。あ~ん」
「ん・・・」
「ふふふ。おいしいね。ありがと」
「お、おう!!」
真っ赤になる後藤君の顔はユキさんが期待してたアホづらではなかった
本当は不安だったんだ
だってユキさんやこのはちゃん。伊織ちゃんって子も美人なんだもん
そんな美人に囲まれて浴衣なんて・・・
私は場違いな気がして隅っこで赤ちゃんをずっと眺めてた
誉クンはずっと寝てるけどかわいいし、いつまでも見ていたかったから・・・
「でも、なんで急にあ~ん。なの?」
「それは・・・その・・・さっき先輩達がしてて・・・仲が良さそうだなって・・・」
「で、真似したんだ?」
「うん。だってどうしていいかわかんねぇんだもん。女がどうしたら喜ぶかなんて」
「そっか・・・」
「先輩から教わったんだよ。見て習えって。」
「それは仕事の事でしょ~?」
「女心が理解ってんならとっくにお前にもっと気の利いた事言ってるよ」
ドキっとした
ユキさんじゃなくて私に?
女心を掴むなら私にって事?
後藤君はそんなつもりではないの理解ってるけど・・・
今のは十分、気の利いたセリフだったと私は思うよ
「髪型も・・・その・・・さっきとは違くて、か、かわいい・・・よ?」
「そ、そんな褒めても何もでないってば!!」
私はテレを隠すのに必死だった
「お、お前が不安がるからだろうが。だから・・・って訳でもないけど・・・まぁ・・・その・・・なんだ?あっ!!そうだ!!こっち向け。」
「え?」
私は思わず照れてた顔をあげる
「へへ~。楓の浴衣姿の写メゲット~」
「え~!!ちょっと待ってよ!!いきなりは酷くない?」
後藤君は悪戯っ子の様に笑った
「なら、二人で撮ろうぜ?」
「う、うん・・・」
今度は真剣な顔の後藤君にドキっとする
後藤君の顔が近づく
私の顔は赤くなる
頭と頭が触れる位近い
「ほら、笑えよ」
「う、うん・・・」
画面の二人は少し緊張してて・・・
「俺・・・ちゃんとお前・・・楓の事が好きだから」
「うん・・・」
女心が理解らないままでいい
私の心を理解してくれているから
気の利かないままでいい
私にはこんなにも気が利いてくれているから
素敵な後藤君を知ってるのは私だけでいたい
「私も・・・信が好きだよ・・・」
って呟いた
「・・・じゃあ、はい。あ~ん」
「ん・・・」
「ふふふ。おいしいね。ありがと」
「お、おう!!」
真っ赤になる後藤君の顔はユキさんが期待してたアホづらではなかった
本当は不安だったんだ
だってユキさんやこのはちゃん。伊織ちゃんって子も美人なんだもん
そんな美人に囲まれて浴衣なんて・・・
私は場違いな気がして隅っこで赤ちゃんをずっと眺めてた
誉クンはずっと寝てるけどかわいいし、いつまでも見ていたかったから・・・
「でも、なんで急にあ~ん。なの?」
「それは・・・その・・・さっき先輩達がしてて・・・仲が良さそうだなって・・・」
「で、真似したんだ?」
「うん。だってどうしていいかわかんねぇんだもん。女がどうしたら喜ぶかなんて」
「そっか・・・」
「先輩から教わったんだよ。見て習えって。」
「それは仕事の事でしょ~?」
「女心が理解ってんならとっくにお前にもっと気の利いた事言ってるよ」
ドキっとした
ユキさんじゃなくて私に?
女心を掴むなら私にって事?
後藤君はそんなつもりではないの理解ってるけど・・・
今のは十分、気の利いたセリフだったと私は思うよ
「髪型も・・・その・・・さっきとは違くて、か、かわいい・・・よ?」
「そ、そんな褒めても何もでないってば!!」
私はテレを隠すのに必死だった
「お、お前が不安がるからだろうが。だから・・・って訳でもないけど・・・まぁ・・・その・・・なんだ?あっ!!そうだ!!こっち向け。」
「え?」
私は思わず照れてた顔をあげる
「へへ~。楓の浴衣姿の写メゲット~」
「え~!!ちょっと待ってよ!!いきなりは酷くない?」
後藤君は悪戯っ子の様に笑った
「なら、二人で撮ろうぜ?」
「う、うん・・・」
今度は真剣な顔の後藤君にドキっとする
後藤君の顔が近づく
私の顔は赤くなる
頭と頭が触れる位近い
「ほら、笑えよ」
「う、うん・・・」
画面の二人は少し緊張してて・・・
「俺・・・ちゃんとお前・・・楓の事が好きだから」
「うん・・・」
女心が理解らないままでいい
私の心を理解してくれているから
気の利かないままでいい
私にはこんなにも気が利いてくれているから
素敵な後藤君を知ってるのは私だけでいたい
「私も・・・信が好きだよ・・・」
って呟いた

