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あなたがすきでたまらない
第20章 合縁奇縁
「・・・!!!も、も、も、もしもし?せ、せ、せmmぱい?」

「言えてねぇよ・・・」

「じ、事件?事故???」

信の寝ぼけてても俺に対する態度が当時と一緒で笑ってしまう

ありがてぇな
繋がっただけありがたい

もう、一本
煙草に火が付く

「緊急事態」

「・・・は?はい!!ちょっと・・・ま・・・いえ・・・今すぐ行きます!!」


お前・・・
大好きだわ
このはのずっと下だけど大好きだわ

ガサガサと支度をする行為が目に浮かんで・・・
また情けなくなる


「信・・・ありがとな」

「・・・先輩?」

「マジでありがとな」

「・・・先輩?」

「こんな時間に電話して・・・ごめん」

「・・・やだなぁ。そんな言葉いらんです。」

「・・・いや・・・ほんまごめん」

「大阪弁。久しぶりですね」

「・・・うん」

「・・・なんかありました?」

俺の久々の大阪弁も信は飄々と受け応える
合わせてくれる辺りが・・・
信を年下でも親友だって・・・
思わせてくれる材料であり
元、刑事コンビの証

信には素直でありたいし、このはを俺の家に匿った時に味方で居てくれた信だからこそ・・・
違うな。
俺が信に相談したかった

俺の誰にも言えないこの思いを・・・




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