この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あなたがすきでたまらない
第4章 ヤキモチ

二人に別れを告げて啓介さんと後ろ姿を見送った
「俺達も帰ろっか?」
啓介さんの言葉にコクリと頷く
啓介さんは半歩前を歩く
私はそれについて行く
(何か話さなきゃ・・・)
そう思うけれど言葉が出てこない
啓介さんも何も言わない
ただ黙って啓介さんと家路を歩いた
(どうしよう・・・)
(黙ってちゃ変に思われるよね・・・)
そんな考えが頭の中でいっぱいになった
視界の隅で啓介さんの足が止まる
「着いたよ」
啓介さんの言葉に顔を上げた
「俺は道場に戻らないといけないから・・・」
「あっ・・・はい」
「話は・・・」
「帰ってきてからでいい?」
「・・・」
(やっぱり気がついてたよね・・・)
「じゃ、行くわ」
「何かあったら電話して」
「なるべく早く帰るから」
啓介さんは私の頭をポンポンとして
去って行った
「俺達も帰ろっか?」
啓介さんの言葉にコクリと頷く
啓介さんは半歩前を歩く
私はそれについて行く
(何か話さなきゃ・・・)
そう思うけれど言葉が出てこない
啓介さんも何も言わない
ただ黙って啓介さんと家路を歩いた
(どうしよう・・・)
(黙ってちゃ変に思われるよね・・・)
そんな考えが頭の中でいっぱいになった
視界の隅で啓介さんの足が止まる
「着いたよ」
啓介さんの言葉に顔を上げた
「俺は道場に戻らないといけないから・・・」
「あっ・・・はい」
「話は・・・」
「帰ってきてからでいい?」
「・・・」
(やっぱり気がついてたよね・・・)
「じゃ、行くわ」
「何かあったら電話して」
「なるべく早く帰るから」
啓介さんは私の頭をポンポンとして
去って行った

