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第30章 2017年12月19日(月）00:29

遅くなりましたが…今日の出来事の報告です…

沙羅さんが予約してくれたお店は、生パスタが有名なお店でした。
窓からはイルミネーションが一望でき、雰囲気が良かったですね。
ふたりでシェアする形で色々な物を頼みました。
ワインを飲みながら、ゆったりとした時間が流れて緊張もほぐれていきました。
沙羅さんが色々とお話をしてくれたのも大きかったかと思います。
2時間ぐらいお店にいたでしょうか？
福岡城チームラボ城跡の光の祭に行くことにしました。
いつもの公園も今はライトアップされています。
その中を歩きながら思った事は。
周りから見たら、恋人同士に見えるのではないかと言うことでした。
そんなことを思うとおさまっていた緊張もドキドキ感も溢れるほど沸き起こってきます。
そうなるとぎことなくなるのは当たり前で…
また何も話せなくなりました。
静まり返ったふたりの距離。
そして会場についてしまいました。
お金を払おうとすれば前売り券を沙羅さんが買っていてくれたんです。
お金を渡そうとすると、前回と今日の食事代の代わりですと。
こおいう気遣いがうれしいですね。
やはり素敵な女性です。
沙羅さんの心を汲み、お言葉に甘えました。
階段を上るとそこに広がるのは卵型のライトです。
色々な色に変化して幻想的でした。
もう少し上の方に行くと夜景が目に止まりました。
イルミネーションと夜景。
なんとも言えないうつくしさでした。
その風景を沙羅さんは瞳を輝かせながら見入っていたのです。
私は夜景より、そんな沙羅さんに見入ってしまいました。
視線に気がついたのか、沙羅さんが私の方を見て目と目があってしまいました。
恥ずかしくて…けれど目が離せませんでした。
何か言わなくてはと思っていても何も言えません。
どうすることもできな私は目線を外して、俯いてしまいました。
情けないですね…
頑張ろうとしても、こんなんです。