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悠一郎の独り言
第35章 2017年12月25日(月)22:06
昨日は取り乱した日記となり申し訳ありません。
まさかまさかの展開にパニックに陥ってしまいました。
読んでくれているみなさんにはヤキモキさせてしまったのでしょうね。

とりあえず、昨日から今日にかけての報告をさせてください。
少し長くなるかもしれませんがそこはご了承ください。

沙羅さんをお店まで迎えに行きました。
いつも以上に人が多く大丈夫なのかと心配しましたが、大丈夫だからと言ってマスターが笑顔で送り出してくれました。
沙羅さんは絵を持っていましたので、私が持ってタクシーに乗り込みお店に向かいました。
手ぶらな私を不思議に思っていましたので、昨日持ち込んだことを伝えると納得しました。
お店に到着して、昨日打ち合わせをした方が迎え入れてくれて窓際の席に案内されます。
昨日は夕方だったので気がつきませんでしたがタワーがきれいに見えます。
その風景に沙羅さんは感嘆な声をあげ瞳をキラキラとさせていました。
この前の夜景を見た時と同じ表情です。
食事はコースなので問題はありません。
問題は飲み物です。
ふたりで悩んでいると昨日の方が来られて、おすすめのワインを教えていただき何の問題もなく時間は過ぎていきました。
美味しい料理とお酒、それに笑顔の沙羅さん。
こんな素敵なクリスマスイブを過ごしていいのかと幸せ過ぎて怖いぐらいです。
食事も残すところデザートになりました。
その前にプレゼント交換です。
店の方の計らいでイーゼルが2つ用意されていました。
それに、ふたつの絵を並べます。
同じ風景を描いているのに、やはり印象が全然違います。
私の絵は少し落ち着いた感じですが、沙羅さんのは明るく心をウキウキさせてくるような印象を与えます。

「やっぱり悠一郎さんの絵は落ち着きますね…」

と私の絵を褒めてくれます。
その喜んだ顔がたまらなく、やっぱり沙羅さんが好きだなぁと思いました。
このまま帰りたくない。
と強く思ったのはなぜでしょうか…
ふたつの絵を見ながら

「この後…タワーに登りませんか?」

なんて誘うことができました。
沙羅さんは、驚いた顔をしていましたが頷いてくれたんです。
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