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悠一郎の独り言
第35章 2017年12月25日(月)22:06
それからは無我夢中でした。
沙羅さんを傷つけないように、沙羅さんが痛い思いをしないように、それだけは頭にいれながら沙羅さんを愛しました。
乳首に唇が触れるとビクッと身体が震える沙羅さん。
軽く甘噛みすると、甘い吐息…甘い声…
私の思考回路を狂わせます。
そして私は…そっと沙羅さんの大事な部分に手を…
そこは暖かく、そしてしっとりと潤っていました。
それが何を意味するのか分かっています。
沙羅さんも私を求めている。
言葉で想いを表してくれますが、身体も私を求めてくれていると思うとうれしくなります。
ゆっくりとクリトリスに指を添えて動かすと、沙羅さんの吐息は深く激しくなります。
そして、私のシャツをくしゃりと握りしめました。
それは感じている証拠…

「沙羅さん…愛しています…だから…いいですか?沙羅さんの全てを欲しい…」

耳元で囁けば、沙羅さんは身体を震わせ、潤ませた瞳で私を見つめて頷きました。
本当は、身体を労わるのなら、もう少し…前戯が必要なのでしょうが…
もう、私の方が限界でした。
こおいうところは、やはり男なんですね。
他の男となんら変わらない…
初めて知った初めての欲望に驚きながらも、変わらないと分かりホットしたのも事実です。
沙羅さんが頷いてくれたこともあり、私は沙羅さんを抱き上げて寝室に移動しました。
初めは驚いていましたが、軽々と抱き合げると私に全てを預けてくれました。
それが信頼してくれている証のようでうれしかったです。
ベッドの上に横たえると、サイドテーブルの引き出しからゴムを取り出しました。
なぜ持ってるかって?
実は担当者さんがくれました。
金曜日に少し会ったんですが、用心のため…男性としてのエチケットだ!と言って無理やり渡された代物…ここに来て、担当者さんナイスアシストでした。

「沙羅さん…痛かったら言ってください…沙羅さんを傷つけたくない…」

そう言って、私は…沙羅さんの中に入りました。
とても暖かく、程良い締め付け感が私を襲います。
沙羅さんを見れば、少し苦しそうに眉を歪めていました。
しかし、それは痛みからではなく快楽からだと感じました。
沙羅さんも私と同じで、ひとつになれたことに安堵とうれしさを心に充満させていると言葉にしなくても伝わってきました。
それからは、お互いが心の思うがまま、相手を慈しみ愛し全てをさらけ出します。
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