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悠一郎の独り言
第42章 2018年04月05日(木)00:40
今日のお昼の雨でほとんどの桜が散ってしまいました。
皆さんはお花見に行きましたか?
私は沙羅さんの手作りお弁当を持って、沙羅さんと出逢った公園でお花見をしてきました。
月曜日だというのに人の多さにびっくりしましたが、最後の花見ということで賑わっていましたね。
少し桜を愛でながら歩き、私たちらしく絵を描きました。
お互いの思うがままに桜の絵を描いたのですが、やはり恋をしているからでしょうか?
以前より色使いが明るくなったような気がするんです。
気のせいでしょうか?
いいえ。
きっと私の心が穏やかで幸せなので、こんな色がでるのでしょう…
すいません。
のろけです(笑)
私がこんなことを書く日が来るとは…みなさんびっくりですよね。
それでも、本当に喧嘩をすることなく沙羅さんと日々を過ごすことが出来て幸せです。
2時間ほど絵を描いた後、沙羅さんの手料理です。
筍ご飯にから揚げ、卵焼き、ローストビーフと色鮮やかな料理が並んでいました。
さすが絵を描くだけあって色使いが素晴らしかったです。
そして沙羅さんの計らいでビールが3本しのばせてあったんです。
真昼間から外でビールとは最高です。
花見ですから、ちゃんと桜も見ましたよ。
そしてビールとお弁当を堪能したら、眠くなりますよね。
なぜなら、外はポカポカ陽気。
半袖でも大丈夫なほどの気候です。
沙羅さんには失礼かと思いましたが転がってみました。
そしたら、沙羅さんが膝の上をポンポンと叩くんです。
これはいわゆる…膝枕…
公衆の面前で…と思ったのですが、膝枕をして欲しくて膝の上に頭をおいてしまったんです。
ですが、正直上を見れません。
見たら沙羅さんと目が合ってしまうからです。
恋人同士だから恥ずかしいことはないのですが…このシチュエーションはやり恥ずかしいのです。
そう思っていると、沙羅さんが頭を撫でてくれます。
なんて幸せの一時なんでしょうか?
この時間が一生続けばと願いましたが、沙羅さんの足が痺れて拷問ですよね。
ですから数分で起き上がり手を握り合って桜の花を見ることしました。
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