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悠一郎の独り言
第26章 2017年12月14日(木)00:18
『こんばんは。
 明日のお昼休みに沙羅さんに会いに行っていいですか?
 よかったら、その時間にランチをご一緒にしたいのですがどうでしょうか?
 その時に、聞きたいこともあります』

そんな文章があったのです。
時間を見ると10分前…
担当者さんを見ると、いたずらをした後のような表情でにこにこして私をみていたんです。
そう。
LINEを見ていたときに沙羅さんに送ったんです。

「なんてことするんですか!!」

もちろん怒りました。
怒っていいですよね。
それなのに、担当者さんは平気な顔して言うんです。

「だけん、クリスマスプレゼントやって…正直さぁ…彼女、悠一郎さんのこと好きって。そうとしか思えんし…。ここで何もせんかったら後悔しか残らんよ…もし…その男がただの友達やったらどうすると?それで諦めよったら馬鹿らしかと思わん?…明日聞いてみれば良くない?もし彼氏やったら…朝までつきあってやるけんさ…とりあえず…まだ、諦めるな…」

と酔っ払ってるのに力説していました。
皆さんに色々と励まされても諦める一方でしたが、こんな風に後には引けない状態に置かれると…まだ諦めるには早いのかなと思いました。
本当に、ただの男友達だったら…これほど馬鹿なことありませんね。
なので、明日、お店に行って聞きたいと思います。
でも…上手く言えるでしょうか…
自信がありません。
だけど、お店には必ず行きます。
そんな忘年会は、担当さんのダウンでお開きになりました。
彼女の旦那様も知っているので電話をしたら直ぐに迎えに来てくれました。
酔っ払った奥さんを見て苦笑いをして

「こんなに酔って…すごく楽しかったんでしょうね…これに懲りずにこれからも、よろしくお願いします」

と頭を下げて帰っていきました。
異性と飲んでも文句は言わない旦那さんはすごいと思いました。
担当者のことを信じていらっしゃるんですね。
ふたりの帰る姿を見て、少し羨ましくなりました。

応援してくださっている皆様。
激励の言葉に耳も傾けず、諦めようとした私を許してください。
明日は、頑張ってきたいと思います。

これからも…私の日記にお付き合いくださればと思います。
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