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わざとの嫉妬、それからの・・・
第8章 二人で自慰をして
女は潤ませた瞳でソレを注視すると、余している手でシミの部分を触ってきた。

「ああっ、すごい、こんなになって・・・、かたい・・・」

いやらしい手つきで触られた先っぽがくすぐったくて、不覚にもシミを濃く染めて拡げてしまった。男は触られるがままにしながら、そそくさとYシャツとその中に着ていた丸首シャツも脱いだ。

その間も弄っていた女は「濡れてるぅ」とトランクスのシミからすくう様に水分を人差し指の先に取ると、それを親指と合わせて粘り気のある男汁の感触を面白がった。

「ずっとこんなにしてたの?」

「今だよ」と男は少しムッとして答えた。

「テーブルの下で足を合わせていた時は、僕も勃起していたけど」

「そうなの。木戸君も感じてたの」
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