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わざとの嫉妬、それからの・・・
第10章 欲情する尾行
もちろん木戸も土井達のことは見ていたから、「急ごう」と二人は相手から手を放して小走りにその曲がり角へ向かった。
すぐにそこに着いて土井達が入っていった方を見ると、30メートルほど先で二人は外看板が一つだけ出た3階建ての暗いビルの中に入っていくところだった。
すぐに行っては土井達と鉢合わせになる可能性がある。
木戸は少しの間を空けてから、飯島亜紀子と足音を立てないようして静かにその建物に近寄った。
入り口横に置かれた看板には‘Bar See地下1階‘と書かれていてそこから建物の中に入ると、狭いエントランスは薄暗くて入ってすぐに階段があった。
すぐにそこに着いて土井達が入っていった方を見ると、30メートルほど先で二人は外看板が一つだけ出た3階建ての暗いビルの中に入っていくところだった。
すぐに行っては土井達と鉢合わせになる可能性がある。
木戸は少しの間を空けてから、飯島亜紀子と足音を立てないようして静かにその建物に近寄った。
入り口横に置かれた看板には‘Bar See地下1階‘と書かれていてそこから建物の中に入ると、狭いエントランスは薄暗くて入ってすぐに階段があった。