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わざとの嫉妬、それからの・・・
第12章 エンディング
どう言うわけか2泊3日で大阪に出張になった。
1日目は大阪営業所の職員達から歓待を受けて酔った木戸だったが、最後に2日目は一人で大阪を楽しみたいからと、美味しい店を教えてもらって一人で楽しんだ。
それからほろ酔い気分でホテルに帰る道すがら、もう建物がすぐそこに見える所まで来てこのままただ部屋に戻るのももったいないなと思い、窓越しに中の様子が見えるバーをちょうど目にしたのでそこに入ってみた。
「いらっしゃい」と、50代半ば風のマスターにカウンターの中から声を掛けられた。
いるのは5席並ぶカウンター席の真ん中に座るお客が一人だけ。
白髪まじりの頭髪でキチンとスーツを着て落ち着いて飲んでいる様子を見てここの常連なんだろうと判断したが、その顔がこちらを向いたのを見て、少しドキッとして見たことのある顔だな思いながら一番端の席に着いた。
1日目は大阪営業所の職員達から歓待を受けて酔った木戸だったが、最後に2日目は一人で大阪を楽しみたいからと、美味しい店を教えてもらって一人で楽しんだ。
それからほろ酔い気分でホテルに帰る道すがら、もう建物がすぐそこに見える所まで来てこのままただ部屋に戻るのももったいないなと思い、窓越しに中の様子が見えるバーをちょうど目にしたのでそこに入ってみた。
「いらっしゃい」と、50代半ば風のマスターにカウンターの中から声を掛けられた。
いるのは5席並ぶカウンター席の真ん中に座るお客が一人だけ。
白髪まじりの頭髪でキチンとスーツを着て落ち着いて飲んでいる様子を見てここの常連なんだろうと判断したが、その顔がこちらを向いたのを見て、少しドキッとして見たことのある顔だな思いながら一番端の席に着いた。