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君を孕ませたい
第3章 早く好きになれば良いのに
ちゃぷん・・ちゃぶん・・と水音しか聞こえぬ静かな浴室のなか、2人向かい合って広い浴槽に浸かる。
俯き黙ったままの実咲に視線をやり問いかける。
「体・・辛くない?」
1日でも早く体だけじゃなく心も自分のものにしたい、自分の与える快楽なしではいられなくしたい。そんな勝手な焦りから滅茶苦茶に抱いてしまった。まだ経験の浅い実咲には辛い抱き方をしてしまったかもしれない。そんな不安を感じていた。
「大丈夫ですっ・・いっぱい寝たし・・」
顔を俯かせ恥ずかしそうに答える。
「そう・・良かった」
短く答えたまま次の言葉に詰まり、気まずさを誤魔化すように実咲の体をぐいと引き寄せ、両足の間に挟み後ろから抱きしめる。
「お腹空いたね。お風呂から出たら何か作るよ」
思えば昨日の昼に簡単な食事を摂った以降なにも口にしていない。
「あ、あのっ、昨日のフレンチトースト・・美味しかったです」
「そっか。じゃあ今日もそれにする?」
水面から出ている肩にお湯を掛けてやりながら細い首筋にも手を這わす。
黙ったままこくりと頷く実咲の頭を撫でざぶんと1人浴槽から出る。
「食事用意しておくから、ちゃんと髪の毛乾かしてからおいで」
一緒に浴槽から出ようとする実咲を制止し先に浴室を後にする。
俯き黙ったままの実咲に視線をやり問いかける。
「体・・辛くない?」
1日でも早く体だけじゃなく心も自分のものにしたい、自分の与える快楽なしではいられなくしたい。そんな勝手な焦りから滅茶苦茶に抱いてしまった。まだ経験の浅い実咲には辛い抱き方をしてしまったかもしれない。そんな不安を感じていた。
「大丈夫ですっ・・いっぱい寝たし・・」
顔を俯かせ恥ずかしそうに答える。
「そう・・良かった」
短く答えたまま次の言葉に詰まり、気まずさを誤魔化すように実咲の体をぐいと引き寄せ、両足の間に挟み後ろから抱きしめる。
「お腹空いたね。お風呂から出たら何か作るよ」
思えば昨日の昼に簡単な食事を摂った以降なにも口にしていない。
「あ、あのっ、昨日のフレンチトースト・・美味しかったです」
「そっか。じゃあ今日もそれにする?」
水面から出ている肩にお湯を掛けてやりながら細い首筋にも手を這わす。
黙ったままこくりと頷く実咲の頭を撫でざぶんと1人浴槽から出る。
「食事用意しておくから、ちゃんと髪の毛乾かしてからおいで」
一緒に浴槽から出ようとする実咲を制止し先に浴室を後にする。