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君を孕ませたい
第5章 併存する心
「つばささん・・」

無意識なのだろうか。もどかしそうに体を摺り寄せてくる。



「どうしたの?実咲」

頭を撫でてやりながら背中につつうと指を這わし、ぴくぴくと震えるその反応を愉しむ。



「あのっ・・ね、あのっ・・」

何かを必死に訴えようとしてくるが言葉を詰まらせ涙目になりながらじっと見つめてくる。



(可愛い・・もっと焦らして意地悪をしてやりたい・・が)



「したくなっちゃった?」

疼く身体を悟られぬよう必死に耐える実咲の姿に自分自身もこれ以上耐えられそうにない。



「・・・っ」

恥ずかしそうに黙ったまま目をきゅっと瞑り俯く。



「・・触ってほしい?」

数秒の沈黙の後こくりと小さく頷いた。



「知ってるよ。さっきから実咲のここ凄く濡れちゃってるよね・・俺の太ももまで垂れてる」

耳元で囁きながら秘部に指を這わすとそこはもうぐっしょりと濡れていて、不意に入れた2本の指をじゅぷう、とすんなりと咥えこんでしまった。



「んんっ・・っ」

待ち望んでいたであろう秘部への快感に奥から愛液を溢れさせ小刻みに体を震わせている。



「すっごい・・中熱い・・」

侵入させた2本の指を熱を帯びた膣内でくちゅり、くちゅりとわざとゆっくりとかき回す。



「ふう・・っ、・・・っ」

ほんの少しかき回しただけだというのに奥からはじゅわりと愛液が増してくる。



一旦指を抜き愛液に濡れた指を見せつけながら舐めとる。




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