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幸せになれる恋
第10章 決心

「聖さん。お話するんですよね?
私の話聞いてもらえましたよね?
私はあなたのとなりに居てはいけないんです。
あなたの隣に居ることが出来て
それが釣り合うのはあの愛さんみたいな
素敵な方なんです。
私のような子供で人に迷惑かける人間は
あなたの近くにいちゃいけない。
そして居るべきじゃないんです。
愛さんみたいに素敵な方が
あなたを幸せにしてくれますから。
愛さんみたいにあなたを好きだと
想ってくれている方が
あなたのそばにいてあなたを幸せにする。
あなたも素敵な方だから
ちゃんと自分に合う素敵な方を
見つけてください。
私はダメなんです。
あの時、助けてくださってありがとう。
心強かったからあの日を素敵な気分で
終えることができました。
楽しく話せてあの時のこと一瞬でも
忘れることができたんです。
美味しい朝食を作ってくださって
感謝しています。
私も頑張ってご飯作れるように
勉強します。
ありがとうございました。
聖さん、素敵な方見つけてください!
あなたが私が笑ってくれるだけでいいって
仰ったんです。
あなたが素敵な方をみつけて幸せになることが
私が笑っていられるんです。
だからお願いします。
ホントにありがとうございます。」

