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幸せになれる恋
第14章 二人の時間

聖は寝室の前まで来ると
片手で桜を抱いたまま
反対の手でドアをあけて
足で閉める。
ベッドに座ったけど桜は抱いたまま
頬で顔を挟んで桜を見る
「恥ずかしいからそんなに見ないでください」
「見るよ。だってお前が可愛い。
キスしていい?」
桜は言葉で答えなかった
自ら聖の唇にチュッと触れるだけの
キスを落とす。
聖はびっくりした。
けどそれ以上に嬉しかったから
そのまま手を髪の中に入れて
顔を引き寄せて
キスをする。
どちらからでもなく
舌を絡めて無我夢中で唇を重ねた。
「ち、ちょっと…クルッしぃ」
「桜。もうとまんねぇから。
辞めてやれない。」
クチュクチュ音をたてながらの
熱い口付けに桜は狂いそうだった
「も、無理。」
「無理じゃねぇんだよ!
まだ何にもやってない。」
聖はキスしながら桜の服に手を伸ばす
モコモコした服のパーカーのファスナーを
ゆっくり下ろす
脱がしてキャミソールにして
中に手を入れて背中を擦る。
聖は手を動かして分かった。
こいつまたフロントホックの
ブラをしてると...
厄介だな。と苦笑いしながら
桜を抱きしめる

