この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
幸せになれる恋
第20章 行方不明

桜は身体が痛くて意識を戻した。
「痛い…ここ、どこ…?」
コンコン
『さくらちゃん気が付いた?』
何で。
何でこの人がここに…
見間違い…?何で?
『さくらちゃん。つれないね。
何で拒否するの?
数年前は最後まで受け入れてくれたのに。』
嫌だ...
怖い…助けてよ聖さん…
「嫌、、、助けて。」
『だから来ないよ。楽しもうよ』
「嫌いやいやいやーーーーー」
『大人しくしてたら傷付けないから。
優しくされたいでしょ?』
「嫌だ助けて。触らないで…」
『触るよ。俺がどんだけさくらちゃんのこと
探したと思う?』
「知らない…怖い嫌だ…」
電話しなきゃ…
バッグをあさって
スマホを探したけど
見当たらない。
『これ探してる?』
そういって桜のスマホを振って見せた。
「返してください」
『いいよ。それに連絡してあげたら。
さっきからすごい鳴ってるんだよ』
画面を見たら聖さんからの着信が
20件...
助けてよ聖さん、、

