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幸せになれる恋
第20章 行方不明

「聖さん…お願い…電話に出て...」
『さくらちゃん伊東は出た?
何してんだろうね。麗華とでもいるかな?』
「聖さんはそんなことしないんです。
約束したから!!」
『守ってくれるんじゃなかったっけ?
そんな約束守れない伊東が
何やってんだろね!はははっ』
聖は運転していたから
桜の電話に気づかなかった。
『さくらちゃん。もう電話は要らない。貸して』
桜の手からスマホが抜き取られて
そのままキスされた。
舌を絡めてきて口周りをベトベトにされる
嫌だ。気持ち悪い!
吐きそうになっちゃう。
聖さんもキスをして舌を絡めてきてくれるけど
こんな雑なやり方じゃない。
怒ってるみたいに乱暴なやり方だけど
こんなのじゃない。
聖さん
私はまた汚れちゃった。
「浜田さん嫌だ…
いや、触らないで!!!!!」
『さくらちゃん嫌がれば嫌がるほど燃えるし
抵抗しなくて感じてくれたら燃える。』
「嫌なの...お願い…です」
『辞めないよ。さくらちゃんと伊東のせいで
俺は〇海道なんかに転勤になるんだ。
行きたくないからさくらちゃん一緒にいて。』
「嫌だ。」
でも、桜はこうなる事を予測していたのだろう。
さっき聖に電話をかける振りをして
携帯のボイスレコーダーをONにしていた。
電源を切るかボイスレコーダーのアプリを切るまで
録音されているのだ。
それが唯一の桜の頼みの綱なのだ。
聖の助けを信じて
浜田の行為を拒否しながら耐える。
『さて、こっちも頂こうか』
浜田は桜のパンツの中に手を入れて
いきなり2本の指を中に挿入した。
「痛い。ぎゃー!痛い痛い…」

