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幸せになれる恋
第21章 浜田への制裁

桜の心のケアについて聖は考えていた。
このまま桜と離れては危険だと感じた聖は
休職するかいっそのこと退職するか
選択に悩んでいた。
洗い終わって二人で入る。
桜は聖が体を洗っていても
ずっと手をどこかに触れるように
触っていた。
そして浴槽に浸かっても
離れようとせずぴったりと聖に
くっついていた。
「桜。どした?
今まで風呂入るの離れてたのに
今日はやけにくっついてくれて。」
すると桜は身体を離して
浴槽の端に移動した。
でも手は聖の身体に触っている。
「悪かった。そういう意味じゃねぇから。
はい、さっきみたいにこっち来い。」
聖は桜のお腹に手を回して引き寄せた。
「/////////あ…て、…す」
「何?」
「当たって…る」
「お前のせいだよ。
一緒に風呂入るって聞かないし
お前が可愛いから。」
「今日…で、きない…怖い…痛い。」
「桜。今日はしちゃダメ。
桜が辛くなくなるまでちゃんと待つよ。
じゃないと意味ないから。」
「でも...っうっ。」
「泣くなって。大丈夫。
桜の怖いの取り除くのが1番大事だからな。」
「......。」
「さて、上がって寝る?スープ作ろうか?」
「いらない。寝れない…怖い…」
「俺が居るから横になってみよ。
そしたら寝れるかもしれねぇから。」
聖は桜と出てタオルで拭いてやって
バスローブを着せた。

