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幸せになれる恋
第21章 浜田への制裁

キッチンで何かそれぞれが作ってくれた。
聖さんはカルボナーラ
優さんはカルパッチョとコンソメスープ
貴史さんはサラダとデザート
みんなすごい...
「皆さん女子の私より女子ですね」
「桜よりは出来るからな」
『桜ちゃんはそのままいいよ!』
『聖にやってもらいなよ』
それから美味しく食べてしばらくお話していた。
優さんの彼女の愛美さんも
同じ病院で看護師をしていて
将来は親の病院を継ぐこと。
貴史さんは結婚をしていて
落ち着いたら自分で事務所を作る
目標があるということ。
みんなそれぞれちゃんとあるんだ。
聖さんはあるのか後で聞いて見よう。
そろそろ帰るからと言うので
玄関まで見送った。
『聖ここでいい。彼女と居てあげて。
離れたら不安だろうから。
それとお前もちゃんと睡眠とれよ。
日頃から寝ないから身体壊すんだよ』
『聖身体しんどかったら病院来てよ。
点滴くらい内科でしてくれるから。』
「ありがとな。また何かあったら行くよ。
貴史悪ぃけどまた連絡くれ。」
「ありがとうございました。
お気を付けて。」
玄関まで見送って
またリビングに座った。
「あの...」
「どした?疲れたか?横になる?」
「大丈夫…です。聞きたい事が…あります」
「何?」
「二人とも夢があったので…
聖さんの夢は?」
聖はニッコリとして桜の頭を撫でながら
ゆっくり話してくれた。

