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幸せになれる恋
第23章 プロポーズ

『伊東さんきこえますか?』
『分かりますか?病院ですよ』
『大丈夫ですからね。』
『聖。しっかりしろ。お前のせいで
どれだけの人が悲しむか
分かってる?
お前さくらちゃんどうするの?』
優が聖に移動しながら話すと
手にギュッっと力が入ったのを
優はちゃんと見ていた。
そして確信した。
聖は助かると。
桜はそのまま手当してもらいに
病院の中に入ってとぼとぼ歩いてる
外科のところにきた。
そして手当をしてもらってから
手術をしているところに向かった。
お願いします!
聖さんを助けてくださいと、
願うばかりだった。
そして2時間近く経って
手術中のあかりが消えた。
桜は優が出てきたのを見つけて駆け寄る
『さくらちゃん聖は大丈夫?
しばらくICUにいるから
さくらちゃんもいってあおいで。』
「ありがとう…ございました。
感謝します!」
桜は勢いよく優に頭を下げた。

