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幸せになれる恋
第26章 梅雨の合間の楽しみ

「なぁ。桜。
今から大事な話するけど
お前酔ってるけどちゃんと理解出来る?」
「......。
それは…今ですか?」
「あぁ。」
「怒ってるなら謝ります。
ごめんなさい。でも、何に怒ってるのか
教えてください!ちゃんと直すから。」
早口になって必死な桜に対し聖は
「別に怒ってねぇよ。お前怒られる事したの?」
「してないつもりです。
でも、大事な話っていうから…
ここ出ていけって言われたら
ラッキーと暮らせないの…
だから......。
今日優さんと貴史さんと
たくさんお喋りしちゃってあまり聖さんと
話出来なかったから怒ってるの?」
聖は後ろから桜を抱っこして
「そんな事で怒ったりしない。
俺の友達と仲良くしてくれて
その嫁たちとも仲良くしてくれてるから
別に怒らねぇよ。
ってか怒ってないから。」
「じゃぁ、話って何ですか?」
「桜この話して明日になって
覚えてないはなしだから。
桜、俺と結婚してくれるんだよな?」
「ちゃんと覚えときます。
はい。聖さんと一緒になりたい。
聖さんが変わらず居てくれてるなら
私はそのつもりです!」

