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幸せになれる恋
第27章 夏の思い出

『おはようーーー桜ちゃん』
聖の実家に着いて車を停めると
玄関からお母さんが走ってやってきた。
「おはようございます。
数日ラッキーをお願いします。」
『どこどこ?見せて♡』
そういうので後部座席のドアを開けると
こっちを向いてラッキーが座っていた。
『キャーーーー♡
可愛い!ルルのミニチュアだわー!』
「おふくろ。興奮し過ぎ…
ラッキービビってるから」
確かにラッキーはいつもなら開けて
顔をみるとゆっくり降りてくるが
降りてこずに座ったままだった。
『ごめんねー。ビックリさせちゃって。
ラッキーおいで。大丈夫よ♡』
お母さんがそういうとラッキーは
ゆっくり降りてきて
尻尾を振りながらお母さんに飛びついた。
「こら...ラッキー
飛びつかないの。
洋服汚れちゃったらダメだから。」
『桜ちゃん気にしないで。ルルで慣れてるのよ!』
お母さんとラッキーは
じゃれながら家に入って行った。
ルルちゃんと家にいた早苗さんと誠くん
おやすみだったお父さんに挨拶して
ラッキーを預けてから空港に行くことにしたら
お父さんが空港まで車で送ってくれることに。
「ありがとうございます」
『構わないよ。ゆっくり沖縄楽しんでおいで。
ダイビングはぜひやってみるといいよ。』
色々会話をしながら空港に着いて
お父さんと別れて搭乗手続きをして
いざ沖縄へー

