パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第5章 いいの？

聖さんが言ってくれた言葉…


すごく嬉しかった！
そして何故か恥ずかしかった



「あ…の…聖さん…。」

「わりぃ…ペラペラ喋っちまったな…」

「あの、あ、ありがとう…ございま、す。
私……はダメです」

「何で？」

「汚い…から」

「ない。汚くなんかないから。」

「ううん。ダメですよ…
私はこうやって皆に迷惑かけるんです。
あの時も友達とお姉ちゃんに迷惑かけて
やっと一人で行けると思ったのに…
聖さんには迷惑かけたくないし
そうやって汚いって思われたくない」

「桜、頼ってよ。
汚いなんて思わない。
電車乗るなら一緒に乗ってやるから。
だからそんな風に思うなよ…。
隣に居て笑ってくれねぇかな？」

「隣にいたら迷惑かけます。」

「いいよ。これくらい。
迷惑かけてくれて構わない。
だから。一人でため込むな。
俺に預けて頼って。
さくら…お願いだから」