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幸せになれる恋
第7章 試されてる?
キッチンに行った聖...
「ふぅー。何なんだあいつ。
いきなりあれはねぇよ。
あれはヤバイ...」
『私好きです。この温もり!』
好きってのを桜の口から聞いてしまった聖は
それだけでドキドキしてしまった。
自分が好きだと言われたみたいに
錯覚してしまいそうだった。
はー。明日まで我慢できるかな。
ダメだ。コーヒー飲んで落ち着くしかねぇな。
聖はそんなことを思いながらコーヒーをいれ
リビングに戻るとソファーで桜が
ユラユラしていた。
とりあえず声をかけた。
「桜。コーヒーはいった」
「ふぁっ。あっ、ありがとうございます」
「眠いか?」
「は、い。コーヒー飲んで目覚ませます。」
「眠いなら寝ろよ。無理して起きてなくていいから」
「はい。でもせっかく、なので
聖さんとお、話して、、、。
色々知りっ、たいか、ら、、、」
「////」
こいつ無自覚に人を煽ってくる。
天然なんだろな。
天然でやられるのが
1番やっかいなんだよ…