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秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
第11章 満月~あなたのいない世界~
 今宵は月が近い。ふっくらとした月は蒼白く、手を伸ばせば届きそうなほど近く迫っている。眼を凝らせば月の表面に刻まれた蒼白い模様まで見渡せそうなほどだ。






 満ちた月は、その昔、元帝国に献上するはずだった青磁の大皿を思い起こさせる。青磁の皿には今宵の月のように複雑な模様が描かれていた。その大皿は宮殿内の宝物庫に厳重に保管され、元皇帝に献上される日を待っていた。
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