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秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
第19章  再会の瞬間(とき)~月日は流れ流れて~
 だが、良人である王承については、ジュチの期待通りには到底ゆかなかった。放蕩癖のある良人は長の蟄居謹慎に辛抱できなかったのである。大人しく屋敷に閉じ籠もって書見や写経をしていたのは最初のひと月ほどだけで、それ以降はひそかに色町へと夜な夜な忍んで出かけるようになっていた。






 通常、貴族の蟄居謹慎となれば、王宮から遣わされた監視の兵が付くものだが、国王は光興君の体面を重んじてか、監視は一切置かなかった。あくまでも、本人の自重を尊重するという構えである。
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