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秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
第19章  再会の瞬間(とき)~月日は流れ流れて~
 いや、そもそも彼にとって自分は一時期愉しい想い出を共有しただけの人間でしかない。〝恋〟という言葉を使えるのは、あくまでもジュチの側だけのことなのだ。





 哀しい想いに沈みながら、彼について歩いていく中に王宮殿に到着する。石畳から続く長い階(きざはし)を登り、護衛兵が守る重厚な扉を抜けて更に磨き抜かれた長い廊下を歩いたその先に、ひときわ頑丈そうな両開きの扉が見えた。飛翔する龍が浮き彫りにされた扉の前には、数人の内官や尚宮が待機している。
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