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秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
第20章 恋情~切なくて逢いたくて~
 王承が色町に出かけるのは大抵、黄昏時も過ぎ、辺りが薄闇に包まれる刻限であった。さしもの彼も白昼堂々と出かける度胸はないらしい。とはいえ、昼間屋敷にいるときは自室に籠もって眠っている自堕落な生活で、ジュチが話をするどころか、顔さえ見られないという有り様だ。





 夫婦とは名ばかりで、同じ屋敷に暮らしながら赤の他人も同然の生活が続いていた。これは何も今に始まったことではない。ジュチが嫁いだ八年前から続いている生活だ。
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