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秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
第20章 恋情~切なくて逢いたくて~
 やがて屋敷が遠くに見えてきた時、周緻の歩みが止まった。彼が空を仰ぐ。折しも今日という一日の始まりを告げる太陽が真っ赤に燃えながら昇ってゆくところだった。





 夜明けの空は刻一刻と色を様変えている。夜の名残の残る淡い菫色から橙、茜色へ―。女人が纏う見事に染め上げられた薄絹のような空が二人の手前に果てしなくひろがっていた。
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