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秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
第20章 恋情~切なくて逢いたくて~
だが、王讃こと忠烈王には子がなく、その後は順恭王の従兄光興君王承の曾孫に当たる王政が王位を継いだ。
漸く良人と理解し合えたその時、ジュチは我が身が遠い将来、国王の曾祖母となることなどまだ知る由もなかった。
光興君とその妃イ・ジュンスクの娘との間には七人の子女が生まれ、王の曾祖父母として二人には死後、王と王妃の位が追贈された。
光興君の妃は〝貞徳王妃〟と諡される。
(【梔花哀憐~くちなしの花咲く、その朝に~】了)
漸く良人と理解し合えたその時、ジュチは我が身が遠い将来、国王の曾祖母となることなどまだ知る由もなかった。
光興君とその妃イ・ジュンスクの娘との間には七人の子女が生まれ、王の曾祖父母として二人には死後、王と王妃の位が追贈された。
光興君の妃は〝貞徳王妃〟と諡される。
(【梔花哀憐~くちなしの花咲く、その朝に~】了)