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秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
第25章 熱砂の愛
 讃は室内を見るとはなしに見ながら、卓の上の水差しから玻璃(ガラス)のコップに水を注いだ。コップとお揃いの水差しは鶴首が優雅なこれも玻璃製だ。何でも西域から来た隊商から買い上げた品だという。



「西域か」





 讃は呟き、複雑な想いで水差しを眺めた。まだ昼過ぎとて、八角形の窓から差し込む陽光が水差しに当たり、七色に燦めいている。その様に眩しげに眼を細め、彼は小さくかぶりを振った。
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