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秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
第6章 二人だけの祝言と涙の別離
 その後、ジュチが夜具をのべ、二人は薄い粗末な夜具に寄り添って眠った。これまでは同じ部屋で眠っても、きちんと布団は別々に引いていたのだ。ジュチは上半身裸で、最後まで穿袴(ズボン)は脱がなかった。






 ジュチの裸身は鍛え抜かれた見事なものだった。宦官とは信じられないほど、均整の取れた逞しい裸身は男性ながら見惚れるほど美しい。
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