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放課後の狩猟者
第2章 # 小夏 [高2]
「小夏…。お前は、ほんまに可愛い女の子や。お乳、こんなに感じてるやん。こんなエエお乳、男にいっぱい触ってもらわな、勿体ないで?
 女の子はな?こうして男に気持ち良ぅしてもらうことで、益々綺麗になんねんで?」

 不本意な快感に涙しながら、身をくねらせている小夏。俺の言葉は、耳に入っているのだろうか。

「ほんまの小夏は、手芸とか料理とか好きねやろ?女子力高いねんな?そう言えばさっき、書店で赤本と手芸の本も選んでたな?将来、かいらしいお嫁さんになれるで?」

 その瞬間、強い視線で俺を見て怯んだ。

 なんや、ちゃんと聞いてるやん。

 その後、小夏の瞳の奥にある怒りのようなものが、スッと薄らぎ、ばつが悪そうに俺から目を逸らした。

「小夏、素直にならなあかん。そう言うても、急にキャラ変えるんも無理かな?…けどな?今日だけ、今日だけは素直になってみぃひんか?俺が、小夏を女にしたる…」

 ローターを乳首から乳房全体に這わせ、横を向く小夏の顎に手を添え、顔をこちらに向かせた。

「他人になら、自分の裏の顔、いや、ほんまの顔見せられるってこと…あるやろ?…な?…」

 小夏はまた、俺の手を振り払うように横を向き、何も言わなかった。

 それでいい。

 小夏の返事を期待してなどいなかった。
 俺は、それだけ言うと、ローターを這わせては舐め、舐めては這わせ、どんどん下へ移動させていった。


「ンンッ…ウフゥゥン…」

 小夏の声に、艶がかかり始める。

 気のせいか、さっきまでのような"抵抗"には聞こえなかった。


「あぁ、綺麗やで?小夏。可愛い声、もっと聴かせて?」

 無機質な機械音と共に、微振動が小夏の全身に、脳に、波紋のように広がっていく。
 
 縄に絞られた小夏の若い身体は、小刻みに震え、僅かに燻っていた火種に、小さな炎が生まれた。
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