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臆病なシンデレラ~アラサー女子。私の彼氏は17歳~
第2章 涙の理由(わけ)
 何という増上慢、他人を見下す台詞だろう。早苗は廊下に落ちた紙袋を拾い上げるなり、渾身の力を込め尚吾の頬を袋でひっぱたいた。



「良い加減にしてっ」




「くそぅ。こいつ」
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