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臆病なシンデレラ~アラサー女子。私の彼氏は17歳~
第3章 偶然という名の必然
―深山尚吾ねえ。


 祥子は呟き、思い出したように頷いた。



―そういえば、そんな男がCOCONEにいたわね。二股かけるなんて最低。津森さん、取り返しのつかないことになる前にそんな最低男と縁が切れて良かったじゃない。





 祥子は注文したトマトソースのパスタを優雅な手つきで食べながら言った。入社以来、祥子は常に早苗の憧れの的であり続けた。
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