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臆病なシンデレラ~アラサー女子。私の彼氏は17歳~
第3章 偶然という名の必然
「忘れない中に渡しておくわ」


「これは?」


 彼が綺麗に弧を描いた眉を跳ね上げる。差し出されたのは、深緑色のギフト用の袋だ。先を銀色のリボンで結んでいる。




 間近で見つめられ、早苗の顔にまた熱が上った。
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