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臆病なシンデレラ~アラサー女子。私の彼氏は17歳~
第4章 アンバランスな恋と義父の手紙

遊戯室では、若い保育士が紙芝居を読み聞かせていた。〝シンデレラ〟の話だ。
―シンデレラは十二時の鐘が鳴り始めたとたん、慌てて広間を出ました。止める王子を振り向きもせず、長いお城の階段を駆け下ります。
その時、あまりに急いでいて、はいていたガラスの靴の片方が脱げてしまいました。シンデレラは靴を残したまま、お城を出たのです。お城を出た時、まさに十二時の鐘が鳴り終わり、魔法使いの魔法は解けて、シンデレラは元どおりの粗末な服に戻りました。
―シンデレラは十二時の鐘が鳴り始めたとたん、慌てて広間を出ました。止める王子を振り向きもせず、長いお城の階段を駆け下ります。
その時、あまりに急いでいて、はいていたガラスの靴の片方が脱げてしまいました。シンデレラは靴を残したまま、お城を出たのです。お城を出た時、まさに十二時の鐘が鳴り終わり、魔法使いの魔法は解けて、シンデレラは元どおりの粗末な服に戻りました。

