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臆病なシンデレラ~アラサー女子。私の彼氏は17歳~
第4章 アンバランスな恋と義父の手紙
 祐が渡してくれた紅いヘルメットをかぶると、



「どうぞ」と後部座席を指す。祐は黒のヘルメットを被っている。そろそろと座ると、すかさず言われた。



「俺の腰に両腕を回して」




 そんな恥ずかしいことができるわけがない。無言の抗議で示したつもりだったが、祐にあっさりと却下された。
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