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臆病なシンデレラ~アラサー女子。私の彼氏は17歳~
第5章 女体開眼
 早苗、早苗、俺じゃ駄目なのか? 十三も年下の我が儘な男は、所詮、早苗の隣には並ぶ価値もない、恋愛対象にはならないのか。



 祐は肩を落とし、早苗が置いていった指輪を握りしめていた。






早苗が側にいないだけで、部屋の温度が下がったように感じられる。触れてみても、あれほど熱い身体を重ね合ったベッドは、しんと冷たかった。
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