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この前、人を拾いました
第19章 ②―8 そしてまた二人。
「ハハハハハハ!!仕方ない!僕がおかゆをつくってあげよう!!」


そういってレイは台所に向かった。




えっ…?



レイ、料理できるの……?



そう言えば、
昨日若村さん、『できないことはない』って…


う、嬉しい……




私はそんなレイの初めての料理にどんなのが出てくるんだろうとドキドキしていた。




そんな風に幸せを感じていた矢先…



「分からない!分からないぞ!!どうやって作るんだ!!」


と叫び声が聞こえた。



分からないのに作ろうとしてくれてたんだ…


おかしくて、私は布団の中でクスクスと笑った。




若村さんに言わなきゃ。



やっぱり


"天は二物を与えず"


みたいですよ、って。



不満そうな顔でレイはお皿を片手にキッチンから出てくると、これを食べろ!といってそれを私に差し出した。



あれ?


お皿に乗っていたのは
食べやすいようにいくつもに小さくちぎられた昨日のシュークリームだった。

不器用にちぎられたせいで、中のクリームがお皿のいたるところについている。



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