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この前、人を拾いました
第38章 ④―8.5 「ずっと前から、お嬢様にお仕えしております」
「確かにそうね。感謝はしているけれど、ドSと結婚しなくて本当に良かったわ。何されるか分からないものっ」
そんな麗子様に私は微笑み返した。
「何をおっしゃいますか。私もこれから容赦しませんよ、麗子様──」
「えっ…?」
ポッと火照った頬に口づける。
「今まであなたを思って妄想してきたこと…すべて実現させたいと思います」
「もっ……妄想って……」
「たとえば──」
耳元で囁く。
そして、さらに紅くなった顔を覆う麗子様を見つめながら、私はフッ…と笑みを零した。
(「ずっと前から、お嬢様にお仕えしております」おわり)
そんな麗子様に私は微笑み返した。
「何をおっしゃいますか。私もこれから容赦しませんよ、麗子様──」
「えっ…?」
ポッと火照った頬に口づける。
「今まであなたを思って妄想してきたこと…すべて実現させたいと思います」
「もっ……妄想って……」
「たとえば──」
耳元で囁く。
そして、さらに紅くなった顔を覆う麗子様を見つめながら、私はフッ…と笑みを零した。
(「ずっと前から、お嬢様にお仕えしております」おわり)