この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
この前、人を拾いました
第39章 ④―9 そしてまたまたまた二人。


お皿にイチゴをのせて、リビングへ運ぶ。




ソファーで気持ち良さそうに寝ているレイ。




だからって私まで騙すことなくない……?



麗子さんと結婚するって言ったとき、本当につらかった。




今でも思い出しただけで涙が出そう。




でもそれで分かったの。





どうやら、私は




この変人にゾッコンらしいってことが。





「大好き。」




寝ているレイに小さくそう呟いて頬にキスを落とした。




よく考えたら、私のこと探し回ってくれたから、寝てないんだよね。



にゃむにゃむと口を動かすレイを見ながらフフと笑う。



どんな夢見てるのかな…?


私の夢見てくれてたりして…



そんなことを考えていたら私もそばでウトウトしてきた。





「裁きだ!!!!!!兄貴には近付かせない!!」



「えっ…!?」





大きな声がしてハッと顔を上げるが、レイはさっきと変わらず笑顔でぐっすり寝ていた。





寝言………!?




どうやら、彼の夢の中で私は裁きを受けているようです。
/752ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ