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この前、人を拾いました
第41章 ⑤―1 甘い休日…?
「れ、レイ!いいから!ね!服着るのにいやだとかいいとか無いでしょ?ね?!何が嫌なの?!」
今にも殴り出しそうなお兄ちゃんを止めるべく必死でレイに言い聞かせる。
だが、レイはやはり不服そうな顔をして口を開いた。
「セックスが終わってない」
ぎゃぁあぁぁあああああ!!!!!!なにいってんのぉ!!!!!
「あぁああ!?!?」
お兄ちゃんがガンギレして私をキッと睨んだ。
あ、今日が私の命日みたい。
「みきぃ!!!」
「はい!!!」
お兄ちゃんの声に身体が思わずピシャンとなる。
「お前にはまだセックスは早い!!」
「はい!!……って、え…?」
私もう25なんだけど…?
て言うか普通に"セックス"とか言わないでもらえるかしら…。
「なんだ、文句あんのか。」
「ありません!!」
あ、また反射的に返事しちゃった…
「よし、わかったら、こいつに服着せて、お前はブラしろ。」
「はい!」
私はお兄ちゃんに言われるまま散らばったブラとTシャツを拾うと嫌がるレイをとりあえずレイの部屋無理矢理引っ張った。