パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第73章 ⑧ー４　宴に参加!?

この人のコミュニケーション能力にはいつも脱帽してしまうわけだけれども…



さすがに…



「ハハハハハハハっ！！！！！！」




原住民の方々の儀式に参加するのって…私はどうかと思いますっ！！！！





「ねぇっ…ちょっと、レイっ…」



「おお！おお〜！そうだそうだ！おおお！」




身振り手振りにただ、『おお』だけを連呼する彼に、アボリジニー（オーストラリアの原住民の方々をそう呼ぶらしい…）の人たちは笑いながら答えていく。



なんで会話出来てんの…不思議だわ。



って…言うか…





「おおお！おおおおぉ！！おお！そう、これがはるちゃん！おおお！」




はるちゃん…って…



そんな紹介ならしなくていいよと思いながらら、私は、彼らに囲まれて萎縮していた。




「ねえっ…ちょっと…何を話してるのよっ…」



「許可だっ！」



許可？？？





「……何の…？」



「おおお！おおおぉ…お…おおお！！！」




「…ちょっとー…」



「ここは彼らの場所だからな！何かするときはちゃんと許可を取らないと行けない！国際問題に発展したら面白すぎてみんなのお腹が捩れるからなっ！ハハハハっ！」




レイの言葉を通訳してくれる人がいたら、私はその人に毎月かなりいい金額を払おうと思う。