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この前、人を拾いました
第90章 ⑩—3 二人の未来予想図?

ミニトマトが、コロコロと転がって、いつまでもフォークに刺せない。



「ああっ!もう!」



苛立った私は思わず、ミニトマトを素手で掴もうとすると、ちょっと!と百合子先輩がそれを止めた。



「みきちゃん、イラつきすぎ……」


「さっき期待させるように遅れていた“アレ”が始まったからじゃないですかねっ!!」


「はぁ……なるほど…女の子の日ってやつね…」



お昼休憩。
私はイライラが収まらないまま百合子先輩とランチをしていた。




「で、レイくん、大丈夫?」



「さぁっ!!夜にはもうケロっとしてましたけどね!」


「結局、二人で行った焼き肉食べ放題が原因って、なんかちょっと笑え──ないね、ごめんごめん」


途中でキッと私が睨んだせいか、百合子先輩が話の語尾を変更する。


全然笑えない。


焼き肉食べ過ぎて、胸焼けしてただけなのに、私は妊娠してるなんてとんでもない勘違いしちゃったんだから!

しかもムカつくのは、私は軽い胸やけで、レイは吐くほどやられてたってこと。


レイまでもが倒れたっていうのに私は軽症ってなんか私可愛げなさすぎだし!もうほんとなんなのよ……

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