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第93章 ⑩—６ 今日の夫婦のテーマは？

「もう我慢の限界」


「んっ……」



首筋を滑った舌は唇を塞ぐ。



身体が疼いて、レイを欲してる…




「私もっ……」



「もう十分かわいいから…」


「あああっ……」


「これ以上かわいいこと言わないでっ…みきちゃん…」



レイの表情も

声も

身体の感覚も


全てが私の身体を快楽に誘う。



「今日のテーマはっ…大人のセックスだったのに…っ」



はぁっ、と息を吐いたレイは、律動をはやめながら、私の髪を愛おしそうに撫でた。




「レイっ……好きっ……」



「好きじゃなくてっ…『愛してる』でしょ？」



「あっ……ああっ、あいっ…んんっ…」



「それは、言おうとしてるのか？　それとも喘いでるだけ…っ？」


「愛してっ…るっ……レイっ……激しすぎっ…る…」