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この前、人を拾いました
第95章 ⑩—8 人拾いのススメ、そして4人で
「双子……」
さすがの自称神も、そこまでは予想出来なかったらしい。
しかも双子って聞いただけで、診察室で倒れちゃうんだから驚きだ…
「しっかりして、お父さん」
私の声掛けに、ピクっと身体を震わせたレイは、クルリと振り返って、私のことを見つめる。
「レイ…?」
「お父さん…」
うわ言ばっかり言ってるけど、大丈夫なのかな……
そんな心配をしていたら、突然レイは大口を開けてハハハハハハっ!!!と笑い出した。